不器用大学生の気まぐれブログ

更新頻度や内容などは気まぐれですが、面白おかしく日々の出来事を語っていきます。

筆者の共通テスト受験物語 最終話 玉砕か進学か

みなさんこんばんは。sedoです。本当最近、あったかくなってきましたね。今日もバイトに行ってきましたが、汗ばむくらいの陽気でした。

 

 

とりあえず、受験生編の区切りをここでつけておきたいと思います。

 


前回書いた通り、第一志望の広大は絶望的、第二志望の国立大学の判定もなかなか厳しめ。第二志望の国立は、二次試験の得点比率が非常に低く、共通テストがかなり重要視される大学であるためにますます厳しい状況。今まで順調に歩んできただけあって、ここでの挫折はかなりのダメージとなり、受験期の中では最も辛い時期でした。

 


浪人は嫌だ。もう一年勉強を頑張る精神力は僕にはない。でもこの状況を打開するにはどうすればいいんだ。この時は憔悴しきっていたと思います。

 


でも、なんとか前を向かないとどうにもならないので、少しでも合格可能性を上げるために、「特色加点制度」というものを利用することに。これは、高校時代に成し遂げたことを作文形式にして大学側に提出することで、内容が大学側に評価され、それが共通テスト+二次の点数に加算される、といったシステムです。

 


自分は高校時代、学校の総合活動の時間で、クラスメイト達とグループで「地域の活性化を図る」といったテーマを掲げて活動していて、それが評価されて実際に市役所職員の前で地域の改善策を発表したことがありました。

 


このようなシステムを使うことと、このネタを活用するということを当時の担任に伝え、手助けして頂くことに。

 


ある日の放課後、先生の元へ行き手助けして頂いたのですが、もうあからさまに仕事を早く終わらせたいオーラが出ていて、ただ僕の言ったことをパソコンに打ち込んで箇条書きにしただけ。ものの20分くらいで作業は終わりました。自分1人でもできるやんけこんなん..自分の人生なんだから、先生に頼るなという声もあるでしょうが、もう少し先生らしいことしてほしかったな。

 


前からこの先生はあんまり好きじゃなかったのですが、こいつはマジで信用ならんなと改めて感じた瞬間でした。

 


私立受験も迫ってるんだから、こんなところで足踏みしてる場合じゃないのに!!焦りと不安ばかりが大きくなっていきました。僕は法学部志望であり、法学部のある地元の私立大学にも行きたい気持ちが大きかったので、尚更です。ちなみに僕の受けた国立に法学部はなく、優先度で言えば私立第一志望の方が高かったのですが、その私立は僕にとってそこそこ難度が高かったので、落ちた時のために何としても国立の合格を確保したかったという気持ちがありました。

 


家に帰って、なんとか自分で文章を完成させて、大学側に提出。

 


ひとまず、これでOK。あとは私立入試に向けて勉強するのみとなりました。

 


私立受験では、本来自分が座るはずの席に知らん奴が座ってたり、突然強烈な便意に襲われるというハプニングがありましたが、手応えはかなりありました。

 


そして、しばらく時間が経ち、運命の私立合格発表日。この日は学校で国立二次の対策講座がありました。それが終わって教室に戻ると、クラスメイト達がみんなで合格発表見ようぜ!みたいな雰囲気で喋っていたので、即座に教室を脱出しました。自分や友人が落ちてたら気まずすぎますからね。

 


家に帰り、自宅のクッソ古いパソコンでいよいよ合否を確認することに。僕の両隣には、固唾をのんで画面を見ている両親が居ました。

 


第一志望の私立大学。結果は、、

 

 

 

 

 

 

 


商学部 商学

不合格

 


法学部 法律学

合格

 


経済学部 経済学科

合格

 


最初に不合格の文字が見えた時、父親があからさまに落ち込んでいたのですが、合格のふた文字が見えた瞬間2人とも僕より大喜びしてくれました。当の僕は、「おっ、、おぉっ、、」みたいな鳴き声を発しておりました。いろんな感情が混ざって、何も言えなかったですwただ、とにかくめちゃくちゃ嬉しかったのは覚えています。

 


そのあと両親に合格祝いとして、高級中華料理店に連れて行ってもらいました。合格後ということでめちゃくちゃ美味しかったです。多分この味は一生忘れないでしょう。ただ、近くの席にやーさんらしき人がいたのは怖かったけど。

 


その後、家に帰ると速達で合格通知が届き、僕の合格は正式なものとなりました。やっと受験に一区切りついたので、ほっと一安心しました。

 


さて、先ほど述べたとおり、法学部のある地元私立大学の方が優先度が高かったので、もう国立大入試はもはや消化試合となりました。

 


軽い旅行気分で、入試へ向かったのを覚えています。もちろん、全く緊張してませんでした。

 


案外、それがプラスに働いたのかもしれません。なんと、奇跡的に国立にも合格したのです!!

 


受験者40人中、39位で!!w

特色加点制度がなかったら、落ちてたな。

 


ほんと、浮き沈みの激しい受験の幕切れでしたが、僕にとってはそこそこハッピーエンドでした。共通テストで爆死しても、必死に食らいついてみれば何かあるんだなぁとその身をもって実感することができました。だって、二次試験の比率がわずか13%ですよ!?そこでなんとかなった僕が言うんだから、信用してくださいな。とにかく、テンプレみたいなこと言いますが最後まで諦めないことが大切だと思います。受験における挫折って本当に辛いことなのは僕もよく分かります。でもなんとか顔を上げて、頑張ってみてください。いつか絶対、チャンスは来ますから。あと、適度に息抜きもしましょうね。ファイト!!では、ひとまずここで受験生編は終わりです。

 

 

 


追記 自称進学校の先生たちって、めちゃくちゃ無理やり国立の後期試験を受けさせようとしてきますよね。あれ、なんなんでしょう。私立に受かった後、先生にもう後期試験は受けないことを伝えるとみるみる険しい顔になって、それは許さん。絶対に受けろ。と釘を刺されました。そんなところまで干渉してこないでくれや、、